ロック・フィールド、今期純利益8%減に下方修正 客数が振るわず今期2度目

20190301Rフィールド決算グラフ

 ロック・フィールドは1日、2019年4月期の連結純利益が前期比8%減の19億円になる見通しだと発表した。従来予想の20億円から下方修正し、減益幅がやや拡大する。足元で来店客数が想定を下回って推移しており、2〜4月の3カ月では挽回できない見込み。減収の影響が最終利益まで響き、今期2度目の下方修正になった。店頭で購入した総菜を自宅などで食べる「中食」の市場は拡大しているが、小売店が相次いで販売を強化しており、競争が激しくなっているという。

 売上高は微減の514億円、営業利益は14%減の26億円を見込む。従来予想は520億円、30億円だった。クリスマスや年末年始などに特別メニューを設定することで、「ハレの日」の販売は堅調に推移した。ただ、平常時の来店客数が振るわない。4月まで「卒業式、入学式や花見シーズンなどのハレの日の需要は、取りこぼさずに獲得していきたい」(広報担当者)としている。

 期末配当は前年同期据え置きの23円とする配当予定は維持した。

 同時に発表した18年5月〜19年1月期の連結決算は、純利益が前年同期比11%減の14億円だった。ブランド別売上高はRF1、神戸コロッケ、ベジテリア、融合が前年比減。グリーングルメといとはんが前年比増だった。売上高は1%減の388億円、営業利益は18%減の19億円だった。

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