ワールド、韓国現地法人を大明化学に売却 約2億2600万円

20190226ワールド本社

 アパレル大手のワールドは26日、全額出資子会社で韓国の現地法人である韓国ワールドを、韓国のアパレル持ち株会社である大明化学に売却すると発表した。韓国ワールドの全株と貸付金の合計で、譲渡価格は22億8000万ウォン(約2億2600万円)になる。韓国ワールドはこれまで中心にしていた百貨店向けを強化しながら、ネット通販やアウトレットなど多様な衣料品の販路を持つ大明化学と組むことで韓国での事業展開を加速する。

 今後はワールドと大明化学との間でライセンス契約の取り組みなどを強化。現地での商品企画や店舗運営も一段と高めたい考えだ。中長期的には、ワールドが韓国で展開するブランドを追加で投入することなども検討する。2018年3月期に韓国ワールドの売上高は144億700万ウォン(約14億3000万円)だった。

 ワールドと大明化学は26日付で株式の譲渡契約を結んだ。株式の譲渡は4月1日付で実施する予定で、19年3月期の連結業績予想に影響はないとしている。(写真は神戸市中央区のワールド本社ビル)

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