MORESCOの今期、純利益一転11%減に下方修正 中国減速などで中計も下げ
- 2019/02/19
- 19:30
MORESCOは19日、2019年2月期の連結純利益が前期比11%減の14億円になりそうだと発表した。従来予想である5%増の17億円から一転して減益見通しになった。中国経済の減速、新興国通貨の下落、原油価格の上昇を受けた原材料価格の上昇、ハードディスクドライブ市場での減速が総じて収益の逆風になっているという。
売上高は4%増の289億円、営業利益は15%減の19億円を見込む。従来予想の300億円、24億円から下方修正した。
同時に21年2月期を最終年度とした中期経営計画を見直したと発表。21年2月期の売上高は前期(18年2月期)比21%増の338億円、純利益は2%増の16億円をめざす。従来は350億円、21億円としていたが、水準を切り下げた。今期予想の下方修正を受けて、主力のダイカスト油材を含む特殊潤滑油部門の伸びが従来計画よりも緩やかになることなど、想定を見直した。
- 関連記事
-
- ワールド株が急反発、野村が新規で「Buy」の投資判断 値上がり率9位 (2019/02/25)
- バンドー3年連続、アシックスは4年ぶり2度目 東証・経産省の健康経営銘柄 (2019/02/21)
- MORESCOの今期、純利益一転11%減に下方修正 中国減速などで中計も下げ (2019/02/19)
- GセブンHD、社長に木下副社長が昇格 金田社長は代表権持つCEOに (2019/02/18)
- ノザワ、今期純利益97%減に下方修正 期末10円に減配、製品不具合で特損計上 (2019/02/14)
広告
chevron_left
「発祥の地」生かすには? サッカー、ゴルフ……神商スポーツ懇話会セミナー home
フェリシモ、ビジネスプラットフォーム統括本部を新設 3月1日付で組織変更
chevron_right