ビオフェルの4〜12月期、税引き益2%減 新製品発売で初期投資費用

20190129ビオフェル決算グラフ

 ビオフェルミン製薬が29日発表した2018年4〜12月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比2%減の17億円だった。主力の「新ビオフェルミンS」は売上高が5%増と好調だったが、10月に発売した新製品「ぽっこり整腸チュアブル」の発売に関係する初期投資費用が響いた。営業利益は5%減の24億円になった。

 売上高は2%増の86億円。このうち「新ビオフェルミンS」の売上高は54億円と、売上高全体の62%を占めた。ぽっこり整腸チュアブルは10月以降で1億7500万円を販売。新ビオフェルミンS、ぽっこり整腸チュアブルを含めた一般用製品の売上高は、6.5%増の58億500万円になった。一方、医療用医薬品は8.4%減の25億9400万円だった。

 19年3月期の業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比4.0%増の23億円を見込む。ただ同社によると、当初は「ぽっこり整腸チュアブル」の発売時期が決まっていなかったため、同製品を業績予想に織り込んでいないという。加えて今期の収益への影響も未確定とあって、現時点の業績予想にも反映していないとしている。

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