スタジオアタオ、今期純利益34%増に上方修正 店舗、ネットともに好調が続く

20190109スタジオアタオ業績修正

 バッグや財布などを企画・販売するスタジオアタオは9日、2019年2月期の連結純利益が前期比34%増の4億8000万円になりそうだと発表した。従来予想の4億1500万円から上方修正し、増益幅が拡大する見通しだ。店舗販売、ネット販売ともに好調に推移しており、収益が上振れる見通しになった。税金費用の増加なども吸収する見込み。無配当は継続する。

 売上高は19%増の41億円、営業利益は25%増の6億9000万円を見込む。従来予想は38億円、6億円だった。18年12月〜19年2月の3カ月でみると営業利益は600万円にとどまる計算だが、この期間にはインターネット販売やブランド力の強化に向けた販促費の支出を控えているという。

 同時に発表した2018年3〜11月期の連結決算は、純利益が前年同期比44%増の4億7400万円だった。交流サイト(SNS)を使った販促などが奏功し、9カ月間で従来の通期予想を上回った。売上高は27%増の31億円、営業利益は44%増の6億8400万円だった。

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