井戸兵庫知事「世界経済は成長、変化も恐ろしくない」 新年合同祝賀会

20190104新年合同祝賀会

 兵庫県、神戸市、神戸商工会議所など経済団体18団体は4日、神戸市内のホテルで新年合同祝賀会を開催した。国内外の行政関係者や経営者ら約1600人が参加。神商の家次恒会頭が音頭を取って「灘の酒」で乾杯し、2019年の神戸経済の発展を願った。

 あいさつした兵庫県の井戸敏三知事は、今年の干支(えと)である亥(い)年は伝統的に変化が多い年とされるが「新しいスタートにもなりうる」との見方を示した。「世界経済は着実に3〜4%成長しており、その成長を評価すべき」「金余り現象に伴う株価の動向に一喜一憂する必要はないというのを腹にすえて当たれば(情勢の変化も)恐ろしくない」と話していた。

 久元喜造神戸市長はあいさつで、昨年末にかけて大阪湾岸道路西伸部の着工式、関西3空港懇談会、北神急行電鉄の買収に向けた交渉開始と交通に関わる動きが相次いだことに言及。「新しい年を迎え、陸、海、空の交通の要衝としての神戸の強みをさらに高めるべく、全力をつくしたい」と今年の抱負を述べた。

 在関西の各国総領事らで構成する関西領事団の副団長を務める在大阪スイス名誉総領事館のディーター・ソンマーハルダー名誉総領事も続いてあいさつし、「歴史的な関係に加え、多くの関係機関の支援がある兵庫県、神戸市には良好なビジネス環境がある」「ビジネスを通じて人と人の関係が作られており、これが相互信頼や長期的な協力関係の確かな基盤になる」と述べ、国際的なビジネス拠点として関西の重要性を強調した。

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