11月の神戸市消費者物価指数は前年比0.6%上昇 前月比では横ばい

20181221消費者物価指数グラフ

 兵庫県が21日に発表した11月の神戸市消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比0.6%上昇の101.4と、4カ月連続で前年同月を上回った。前月比では横ばいで、2015年平均を100とする基準に移行した2016年8月以降の最高水準で推移した。

 10大費目別で見ると8費目が前年比で上昇。修繕費などが上がった「住居」や、「生鮮食品を除く食料」の寄与が目立った。加えてガソリン価格の上昇で「交通・通信」も比較的寄与が大きかった。半面、「家具・家事用品」「被覆および履物」は下落が続いた。

 全国統計では、総務省が同日発表した10月の全国消費者物価指数(2015年=100、生鮮食品を除く総合)は101.6と前年同月比で0.9%上昇した。上昇は23カ月連続。前月比(季節調整値)では横ばいだった。

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