トリドール 、シンガポールの日本式カレーを買収 25年には20店舗に

20181129モンスターカレー

 国内外でうどん店「丸亀製麺」を運営するトリドールホールディングスは29日、シンガポールで日本風カレー店「モンスターカレー」を展開するMCグループを近く買収する。日本食人気の高まりを背景に、カレーはすしやラーメンなどに続く日本食として知名度を得ているという。モンスターカレーはシンガポール国内で12店舗を展開しており、まずは2025年までに20店舗に出展数を増やす。

 出資額は非公表。出資比率も過半数としながら、詳細は発表していない。年内にも株式取得の手続き完了を見込む。シンガポールで日本式のカレーは、モンスターカレーの他に数店舗。カレーの知名度はありながら店舗数は少ないとあって、現在は年40億円強とみられるカレー市場は成長の余地が大きいと見ているようだ。

 大皿でルーをシェアできるほか、ボリューム感のある具材や5段階の辛さが選べることなどで人気を集めているという。当面はシンガポールでの店舗数を増やすが、日本式カレーはアジア各国で知名度が高いうえに、すしやラーメンに比べ競合が少ない。このため香港や東南アジア各国への進出も検討する。

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