新神戸オリエンタル劇場、12月末で休館へ 現在の運営会社と契約満了で

20181116新神戸オリエンタルシティ

 山陽新幹線の新神戸駅に直結する複合施設の新神戸オリエンタルシティ(神戸市中央区、写真)内にある劇場「新神戸オリエンタル劇場」が12月末で休館することが16日、分かった。2016年1月から新神戸オリエンタル劇場を運営しているライトハウス31(神戸市中央区)と、新神戸オリエンタルシティの施設全体を管理運営する虎ノ門プロパティーズ(神戸市中央区)の間で、賃貸借契約が満了。契約を更新しないことで両者が合意したため。

 虎ノ門プロパティーズは新神戸オリエンタル劇場を今後も、劇場施設として活用したい意向だ。同社は新たな劇場の運営会社との交渉を進めている。関係者によると「年内にも方向性が出る見通し」というが、現在は引き続き新神戸オリエンタル劇場の名称を使用するかどうかも含めて未定。1月以降のスケジュールはすべて白紙で、新たな運営会社との契約を完了するまでは休館する。

 新神戸オリエンタル劇場は15日付で、ホームページに「閉館のお知らせ」を掲載。「これまで永らくご愛顧いただきましたこと、心より感謝いたします」などと謝辞をつづった。12月の休館に際して特にイベントなどは開催しない。休館前に一般の観客が同劇場に入場できる行事は、12月16日に開催するシンガーソングライター、KANさんのコンサートが最後になる。

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