バンドーの4〜9月期、純利益29%増 自動車、産業資材とも販売増

20181109バンドー決算グラフ

 バンドー化学が9日に発表した2019年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比29%増の33億円だった。自動車向け、産業資材向けとも販売が好調で、増収効果が利益の増加につながった。高機能エラストマー製品事業では高付加価値品へのシフトが進んだことで、同分野の利益が大幅に伸びたのも寄与。為替差益の計上もあり、税金費用の増加などを吸収した。

 売上高は5%増の482億円、営業利益は23%増の38億円だった。事業分野別の売上高は、自動車部品事業が3%増の209億1900万円、産業資材事業は9%増の180億200万円、高機能エラストマー製品事業は2%減の78億2800万円だった。ただ産業資材事業では取引先への不具合対応で原価が増加し、分野別では減益になった。

 2019年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比4%増の50億円を見込む。年間配当金は前期比2円増の32円(うち中間16円)とする配当計画も維持した。同社は21日に機関投資家・アナリスト向けの会社説明会を開催する予定。配布資料は説明会の開催後にバンドーのホームページに掲載する予定としている。

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