神戸ワインの新酒、26日に解禁 週末に神戸ワイナリーで新酒まつり

20181024神戸ワイナリーイベント時

 神戸ワインを製造販売する神戸市の外郭団体「神戸みのりの公社」(神戸市西区)は24日、2018年の新酒を26日に解禁すると発表した。酒販店やスーパー、百貨店、神戸ワインのネット通販サイトなどで「新酒みのり2018赤・白」を発売する。赤白とも新酒らしくフレッシュで、華やかな味わいに仕上がった。27、28日には神戸ワイナリー(神戸市西区)で「新酒まつり」を開催する。(写真は過去のイベント開催時の様子=神戸みのりの公社提供)

 今年は赤白の各8000本を製造した。7月中旬から8月中旬にかけての猛暑を受けて、例年よりも約1週間早い8月18日に材料になるブドウの収穫を開始。8月下旬にかけての台風21号の影響で、収穫量は例年に比べやや少ない225トンだったが、全体として品質の良いブドウが取れたという。赤はチェリーの香り、白はライムの香りが特徴だ。販売価格は1本1404円(税込み)とした。

 週末27、28日には神戸ワイナリーを会場に今年も「新酒まつり」を開催。毎年人気を集める、発酵を途中で止めたにごりワイン「ホイリゲ」の振る舞い酒もある。南京町の有名豚まん店「老祥記」などが出店する食品の販売、神戸を中心に活動する歌手の今村モータースさんによるライブ演奏なども予定する。両日限定で、地下鉄西神中央駅と神戸ワイナリーの無料シャトルバスを運転する予定だ。

 30日には国税庁が「日本ワイン」の表示を厳格化。国産ブドウだけを使い、国内で醸造したものしか日本ワインと呼べなくなる。神戸ワインは神戸産ブドウだけを使い神戸ワイナリーで醸造する、完全な日本ワイン。神戸みのりの公社の長野恵一常務理事は、今年の新酒解禁にあわせて「日本ワインとして、神戸ワインが改めて注目されるきっかけになれば」と話していた。

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