新快速で電源とWi-Fi利用可能に 有料座席「Aシート」来春投入・JR西日本

20181024新快速Aシートイメージ

 JR西日本は24日、19年春に近畿地区の基軸列車である新快速の一部に有料座席「Aシート」(イメージ図=JR西日本提供)を設置すると発表した。1編成の1両46席を配置し、利用料金は500円。リクライニング機能やテーブルが付いた座席を提供するほか、JR西日本の普通車では初めて乗客がスマートフォンの充電などに利用できるコンセントを全席に配置。追加料金なしで無線LAN(Wi-Fi)も利用できる。

 新快速として使っている現行車両223系1000番台で構成する12両編成の2編成で、9号車を改造する。JR神戸線、JR京都線、琵琶湖線に1日あたり上下4本を投入。乗車券とは別に支払う500円は空席に座った後、乗務員から乗車整理券と引き換えに支払う。支払いには現金と交通系ICカードが使える。

 24日に開いた来島達夫社長の定例記者会見で発表した。JR西日本によると来島氏は、Aシートの「A」について「快適性を表す『Amenity』の頭文字や、JR京都・JR神戸線の路線記号アルファベットや、関西弁の『ええ(良い)』などのさまざまなな意味を持つアルファベット」と説明した。サービス開始日や運転区間、運転時刻などの詳細は今後詰める。

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