家次神商会頭、神戸空港「神戸医療産業都市のためにも国際化を」パネル討論で

20181020パネル討論

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長、写真左)は19日に開催した神戸医療産業都市20周年記念式典のパネル討論で、神戸医療産業都市のためにも「一刻も早く神戸空港を国際化したいと考えている」と話し、改めて神戸空港に対する運用規制の緩和を求めた。「グローバル化の中でのアクセスの良さは非常に大事」と指摘した。

 世界を見渡すと医療産業の有力な集積地はいくつもあるが「神戸には神戸空港があるということ」と家次氏は強調。先端的な医療機関が集積する神戸に患者が訪れることや、国内外の研究者らが交流することなどを想定しても、空港との近さは有利に働くとの見方を示した。そうした導線については「アメリカなどでは非常に上手くできている」との見方も話していた。

 家次氏は神戸医療産業都市の構想段階で「アジアのメディカルセンターになろう」と目標を掲げていたことを振り返った。現在も「国際貢献するのは医療産業都市の大事な1つのテーマで、産業界からどう実践するかというのは、われわれのチャレンジ」と、神戸での研究成果などを事業化して世界に発信することへの意欲を改めて語った。

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