神戸医療産業都市推進機構、米UCサンディエゴと連携で合意 共同研究など
- 2018/10/18
- 22:49
神戸医療産業都市推進機構は18日、米国のカリフォルニア州立大学サンディエゴ校(UCサンディエゴ)との連携を深めるのを目的に、互いに協力する内容を示した覚書を交わすことで合意したと発表した。覚書には、共同研究プロジェクトの推進や広報、セミナー・ワークショップなどを共同で展開するほか、四半期ごとにテレビ会議などで情報交換することなどを盛り込んだ。短期派遣などの人的交流にも取り組む。
UCサンディエゴがあるカリフォルニア州サンディエゴは米西海岸で最大のバイオクラスター(バイオ関連の研究期間や企業などの集積地)になっている。推進機構は2016年10月、クラスターの運営会社であるバイオコム(サンディエゴ)と覚書を交わしていた。同地域との連携を深める中で、中心的な役割をになうUCサンディエゴとの関係も築いてきたという。
神戸側の署名は推進機構の本庶佑理事長が手がける。19日に開催する「本庶佑先生ノーベル生理学・医学賞受賞記念 神戸国際創薬シンポジウム」で、推進機構とUCサンディエゴとの連携について改めて紹介する予定としている。(写真は推進機構が入居するビル=資料=、神戸市中央区)
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