4〜9月期決算、豪雨や米中摩擦の影響など焦点か 発表予定一覧
- 2018/10/14
- 21:49
フジッコや六甲バターといった食品など消費関連では特に7月以降の豪雨や台風の影響が関心を集めそう。小売店では豪雨や台風による臨時休業で営業日数が減少し、売上高が前年を下回る傾向が出ている。この影響は内需関連のメーカーにも波及するとの見方が広がっている。実際の業績にどの程度、表れるのか注目度が高い。
神戸税関が発表する神戸港の貿易統計では、輸出額が8月まで6カ月連続で前年同月を上回って推移している。海外の需要は好調とみられ、輸出企業には追い風だ。ただ、国内株式市場では米中貿易摩擦に対する警戒感が高まっている。実際に収益への影響が限られるのか、ひとまず見極める機会になるとみられる。輸出入額の増加が、上組や川西倉庫などの倉庫・港湾運送関連の収益に寄与するかも注目だ。
ワールドは9月28日に再上場してから初の決算発表。これまでも決算発表は続けてきたが、新規上場の際の記者会見で上山健二社長が「強烈に株価を意識した経営したい」と話した同社にとっては、格好のIR(投資家向け広報)の機会にもなるとあって、関心を集めそうだ。
▽関連記事
- 関連記事
広告
chevron_left
石光商事、インドネシア合弁で生産開始が遅れ12月に 当初は18年初め予定 home
(お知らせ)Kiss FM KOBE 神戸経済ニュースウィークリー・13日放送分
chevron_right