ワールド株が初の上昇 上場4日目、物流効率化を発表

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 3日の東京株式市場ではワールド(3612)が反発。終値は前日比40円(1.58%)高の2570円と、9月28日に13年ぶり再上場をはたして以来、終値ベースでは初の前日比プラスになった。再上場来の安値である2500円で始まったが、その後は下げ渋る展開。公募・売り出し(公開)価格の2900円を約14%下回る水準に沈んでいたことから、値ごろ感が台頭したもよう。午前の取引時間中に物流の効率化について発表したのも、株価の支えになった面があるようだ。

 ワールドは3日午前、TSIHD(3608)と同じビルに入っている店舗向け配送を共同化したと発表。首都圏の39店舗で開始し、順次対象エリアを拡大する計画という。物流コストの削減につながることから、一方的な売りを抑える形になったとの指摘があった。もっとも「オーバーアロットメントによる追加売り出しを実施した主幹事証券による買い戻しが、断続的に入っているのではないか」といった見方も出ていた。

 TSIHDは3日続落。

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