フェリシモの3〜8月期、純利益25%減に上方修正 配送方法の見直しなどで

20181001フェリシモ業績修正

 フェリシモは1日、2018年3〜8月期の連結純利益が前年同期比25%減の3億7000万円になったようだと発表した。従来予想の4900万円から上方修正し、減益幅が縮小した。配送方法の見直しに伴う物流コストの減少や、上期に支出する広告費を抑制したことなどで販管費が当初の見込みより大幅に減少した。営業利益は42%減の2億6900万円と、従来予想の2600万円から上方修正した。

 一方、売上高は前年同期比5%減の135億円になったようだ。従来予想の145億円から一転の減収になった。月1回のペースで商品が届く定期便(コレクション)事業で顧客数が想定を下回った。

 2019年2月期の通期予想は見直さなかった。今後の受注の状況や、販管費の見通しなどが現時点では不確定としている。フェリシモは通期の連結純利益が前期比43%減の5億6300万円になる見通しを4月9日に示した。

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