(解説)三宮再開発は進んだのか(1)道路などで進捗、街の表情やや柔和に

 神戸市が2015年に「三宮再整備基本構想」を打ち出してから約3年が経過した。30年後の神戸・三宮を意識して発表した構想とあって内容は壮大だった。それでも、この3年間で計画は進み、三宮への期待も膨らみつつあるようだ。さらに、もともとは基本構想とは別に企画した道路改修なども含めて街に変化が見えている。ここ数年を振り返って見える主な変化を、改めて見てみよう。少しは街の表情も柔和になったのではないか。▽レンタ...

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(解説)スポーツツーリズムは化学変化をもたらすか 神商は情報発信に着手へ 

 神戸商工会議所の神戸スポーツ産業懇話会は2018年度の活動方針に、「神戸の自然環境を生かしたスポーツツーリズムの調査研究」を盛り込んだ。約1年間かけて研究会や先進事例調査などを重ね、19年2月には調査結果と提言を取りまとめる計画だ。これと並行して同懇話会のホームページを7月にも立ち上げ、神戸で開催するスポーツイベントの情報を随時発信するという。「スポーツ」をきっかけに神戸に人を呼び込もう、というわけだ...

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(解説)50周年迎えた「神戸高速鉄道」とは 日本初の上下分離方式?

 開通50周年を迎えた「神戸高速鉄道」。ちょうど50周年の7日には新開地〜高速神戸間の地下街「メトロ神戸」で記念グッズの販売会が開かれ、盛況だった。阪神、阪急、山陽、神戸電鉄の4社は、6月30日まで記念ヘッドマーク(図=阪神電気鉄道の発表資料より)を付けた電車を運転する。この神戸高速鉄道、50年前に珍しい形の鉄道会社だった。神戸市の外郭団体でもあるというが、どういう鉄道会社なのか。  神戸高速鉄道の電車に...

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(解説)神戸の地価上昇は続くか 商業地「出遅れ修正」にとどまる可能性も

 3月27日に国土交通省が発表した1月1日時点の「公示地価」によると、神戸市都心の商業地で地価上昇が加速していることが分かった。業界関係者の間では、三宮再開発の具体化が地価を押し上げているとの指摘が出ていた。ただ、大阪や京都で先行して地価が上昇したことから、相対的に割安に見えた神戸の土地に買いが入る「出遅れ修正」の可能性も高い。引き続き大阪や京都の地価が上昇すれば神戸の地価も上昇するとみられるが、情...

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(解説)ビジネス需要を取り込めるか 規制撤廃「後」の神戸空港の姿は?

 4月1日付で神戸空港の運営権は、関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港を運営する関西エアポートの子会社「関西エアポート神戸」に移り、神戸空港は民営空港になった。そもそも神戸市が民営化を目指すようになったのは、神戸空港の発着回数や運用時間を制限する規制を撤廃に持ち込むのがねらいと言える。足元は追い風だ。日本への観光需要の高まりで関西国際空港の混雑が顕著になれば、規制撤廃は案外早く進む可能性がある。その...

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(解説)神戸ビーフ館、行政の事業としては問題が多い ブランド価値の毀損も

 兵庫県が県政150周年記念事業として計画している「神戸ビーフ館」は、兵庫県という自治組織であり行政機関が手がける事業としては問題が多く、やめるべきである。民業圧迫になるばかりか、明治時代以来、築かれてきた神戸ビーフのブランド価値を毀損することにもつながりかねない。兵庫県が取り組むべき課題は神戸ビーフを自ら販売することでなく、肥育農家の後継者問題など神戸ビーフの生産量を維持したり増やしたりすることだ...

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(解説)ゴールデン・スポーツイヤーズで神戸が得るもの 年頭に

 読者のみなさま、明けましておめでとうございます。今年も神戸経済ニュースをどうぞよろしくお願いいたします。2018年は来年から始まる「ゴールデン・スポーツイヤーズ」を控えて、準備の動きが本格化する1年になりそうです。神戸は日本での近代スポーツ発祥の地とされ、スポーツ産業の蓄積もあります。この機会をどのように活かすかは、神戸経済にも中長期的に影響しそうです。(写真は神戸に数多くの近代スポーツを根付かせた...

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(回顧2017)神戸製鋼所 株主重視が変える「嘘」の代償

 神戸製鋼所は10月8日に稼ぎ頭のアルミ・銅部門などで長年に渡って、検査データを改ざんしていたことを発表した。その後、日本工業規格(JIS)に違反していた事例なども見つかり、同社の品質管理体制だけでなく経営体制や企業統治の姿勢にまで大きな疑問が投げかけられた。一方で神戸製鋼は現在までに、データ不正のあった製品の出荷先525社のうち既に500社超の出荷先で、安全性の確認を終えたとしている。 もしかしたら神戸...

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(回顧2017)神戸開港150年 世界と日本での微妙な立ち位置どうなる

 2017年を通じて神戸市などが中心になって展開した神戸開港150年記念行事では、世界や日本で神戸の立ち位置が「微妙」なところにあると再認識させられた。その再認識は神戸の将来を考えるうえで重要なことであったろう。神戸港のライバルである香港や釜山はかなりの強敵だし、それについて日本の意思決定をする東京はあまり関心がなさそうだ。ただ神戸の街には港湾文化とでもいうべき、150年の「蓄積」がある。それが引き続きビジ...

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(回顧2017)神戸市長選 一点突破では勝てない将来の不透明さ

 10月22日に投開票した神戸市長選では現職の久元喜造氏が完勝した。次点の候補に3倍強の大差を付けた完勝だった(表)。元神戸市副市長の新人として挑んだ2013年の市長選では5600票差での辛勝だったが、「選挙に弱い久元氏」との評判を完全に拭い切った形だ。強固な組織力や日銀神戸支店が「拡大」と認めるほどの神戸・兵庫の景気が追い風になった。そのうえで、市政運営に関するビジョンを最も明確に示すことができたのが久元氏...

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(寄稿)[神戸鳥瞰虫探し]兵庫は2輪車販売で先端的消費地?

 バイクの販売動向で見ると、兵庫県の動きは時代の変化を先取りしている。日本全体の中では「都鄙共生」の高齢化先進地域だ。この地域構造が、全国平均とは異なって見える消費行動を営んでいる可能性がある。125ccまでの軽二輪と400ccまでの小型二輪合計販売台数を月次で見ると、2011年を底に回復傾向を強めている。2011年は、我が国の消費に大きな影響力を発揮してきた“団塊の世代“が“定年“を迎えた年に当たる。  団塊の世代に...

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