8月の兵庫県有効求人倍率は横ばい0.99倍 「持ち直しの動きに弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が29日に発表した8月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から横ばいの0.99倍だった。物価や人件費の上昇などから景気の先行きが見通しにくく、人手不足でも新たに従業員を採用するには慎重な動きが続いている。一方で求職数も減少。記録的な酷暑もあって、転職を目的としてハローワークを訪れる人が減少したとみられる。 兵庫労働局は足元の雇用情勢についての判断を据え...

神戸港で鶏卵の輸出が増加・神戸税関リポート 香港で人気・上期「シェア首位」

【神戸経済ニュース】神戸税関がこのほどまとめたリポートによると、神戸港から海外への鶏卵の輸出が増えている。香港で日本産鶏卵の人気が高まり、輸出が増えた結果、産地の近くの港湾ではなく、香港への定期船が毎日出ている神戸港へのシフトが進んだという。2023年1〜6月期(上期)は鳥インフルエンザの影響で関東地方からの輸出が減った結果、神戸港からの輸出額は全国シェア首位の23.0%になった。 神戸港からの鶏卵の輸出...

神戸空港、8月の旅客数は前年比5%増の31万3651人 新千歳便の利用率91%

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した8月の神戸空港旅客数は、前年同月比5%増の31万3651人だった。新型コロナウイルスが法的に季節性インフルエンザと同じ扱いに移行してから初めての夏休みシーズンということもあり、年度末で人の移動が増えた3月以来の高水準になった。 路線別の旅客数をみると、新千歳便、花巻便、仙台便、茨城便、羽田便、松本便、高知便、長崎便、鹿児島便は前年同...

8月の神戸市消費者物価、前年比3.4%上昇 家具家事用品は9.8%上昇

【神戸経済ニュース】総務省が22日に発表した8月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で3.4%上昇の104.7になった。光熱費以外の値上がりが続いた。ふとんなどの「寝具類」が12.5%上昇した。家電などの「家事用消耗品」やカーテンなど「室内装備品」といった科目が軒並み10%を超える上昇率だった。半面、政府の電気代抑制策を受けて「電気代」は27.1%下落と大幅に下落。「ガス代...

8月の神戸港、輸出入総額が4カ月連続で前年比減 規制外の半導体装置が輸出増

【神戸経済ニュース】神戸税関が20日に発表した8月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比4.0%減の1兆0062億円だった。4カ月連続で前年同月を下回った。円安が輸出額、輸入額とも押し上げたが、石炭価格やが前年同月に比べて下落して「鉱物性燃料」の輸入額が半分以下に減少したことなどが影響した。輸出額は前年同月を上回った。対中国、対米の輸出入総額は前年同月を下回った。 輸出額は前年比0...

8月の神戸市部マンション発売戸数64.3%減 契約率70.0%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が20日に発表した8月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比64.3%減の20戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は70.0%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を4カ月ぶりに回復した。 神戸市部の平均価格は6090万円、1平方メートル当たりの分譲単価は85.4万円だった...

7月の兵庫鉱工業生産、2カ月連続で増加 基調判断「横ばい」に上方修正

【神戸経済ニュース】兵庫県が20日に発表した7月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比0.1%上昇の93.1だった。小幅ながら2カ月連続で生産の増加を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は「横ばい傾向となっている」として、6月まで3カ月続いた「一進一退で推移している」から上方修正。指数の振れ幅が落ち着いてきたことを示した。 ただ主要9業種の生産指数のうち上昇したのは3...

基準地価、神戸市の商業地が2年連続で上昇 長田区の住宅地は33年ぶり上昇

【神戸経済ニュース】兵庫県と国土交通省が19日発表した基準地価(都道府県地価調査、7月1日時点)では、神戸市の商業地が前年比4.2%上昇と2年連続で値上がりした。値上がり率も拡大した。5月には新型コロナウイルスの法的な位置付けが季節性インフルエンザと同じになったことで、都心商業地の人出の回復が地価を押し上げた。神戸市中央区では継続的に調査した地点の全地点が前年比で上昇。一方、住宅地では長田区の平均が33...

神戸税関、1〜6月に知的財産侵害17件を差し止め コンピューター製品354点など

【神戸経済ニュース】神戸税関は8日、1〜6月の上半期に知的財産侵害物品について申告数ベースで17件、物品数ベースで800点の輸入を差し止めたと発表した。前年同期は9件、2868点だった。差し止めた17件の内訳は、周辺機器を含むコンピューター製品が4件、自動車および付属品が3件、衣類・キーホルダーおよびバッグが2件だった。物品数ではコンピューター製品が354点、キーホルダーが220点、バッグ類が116点、電気製品が50点...

8月の兵庫県倒産件数、21件増の42件 負債総額41億円に増加・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた8月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は42件と、前年同月に比べて21件増加した。負債総額は41億2600万円で、前年同月(21億7500万円)に比べ増加した。負債総額の前年比増は3カ月ぶり。 業種別の内訳は建設業が10件で最も多かった。サービス業が9件と続いた。小売業が8件、運輸・通信業が5件、卸売業が4件、製造業が3件、不動産業...

6月の兵庫県一致指数、2カ月連続低下 基調判断「横ばい」わずかに下方修正

【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した6月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.4ポイント低下の84.1だった。2カ月連続で低下した。国内経済は正常化への動きが続く中でも、海外需要の減速を受けて、生産が伸び悩みつつあるのを反映したもよう。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を2カ月ぶりに「横ばい局面(下方への局面変化)」とし、5月の「足踏み...

7月の兵庫県有効求人倍率0.99倍に低下 1倍割れも雇用情勢判断は据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が29日に発表した7月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント低下の0.99倍だった。有効求人倍率の低下は3カ月連続。昨年5月以来1年2カ月ぶりに1.00を下回る水準になった。物価や人件費の上昇などから景気の先行きが見通しにくく、人手不足でも新たに従業員を採用するには慎重な動きが広がっている。 有効求人倍率の低下は続いたが、兵庫労働局は足元の雇用...

神戸港、5月のコンテナ総取扱個数0.4%増 外貿コンテナは減少

【神戸経済ニュース】神戸市が発表した5月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比0.4%増の22万0796個(20フィートコンテナ換算)だった。小幅ながら2カ月ぶりに前年同月を上回った。 輸出コンテナは0.9%減と2カ月連続で前年比減、輸入コンテナも1.0%減と2カ月連続で減少と、外貿コンテナの取り扱いは減少した。大型連休の後半が5連休になったことなどが影響したとみられる。対中国での貨物...

神戸空港、7月の旅客数は前年比10%増の29万人 ほぼ全路線で利用増

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した7月の神戸空港旅客数は、前年同月比10%増の29万0661人だった。新型コロナウイルスが法的に季節性インフルエンザと同じ扱いに移行してから、初めての夏休みシーズンを迎え、旅客需要が膨らんだとみられる。 路線別では、8月20日で運航を終了する新潟便以外の全路線で旅客数が前年同月を上回った。路線別に利用率(提供座席数に対する有料乗客数の割合...

6月の兵庫鉱工業生産、2カ月ぶり増加 基調判断「一進一退」に据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が21日に発表した6月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比1.5%上昇の93.1だった。2カ月ぶりに生産の増加を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、3カ月連続で「一進一退で推移している」とした。 主要9業種の生産指数のうち上昇したのは5業種だった。指数に占めるウエートが2番目に大きい化学工業が16.4%上昇と大幅に伸びた。このほか「...

7月の神戸市消費者物価、前年比3.3%上昇 家具家事用品は12.9%上昇

【神戸経済ニュース】総務省が18日に発表した7月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で3.3%上昇の104.6になった。光熱費以外の値上がりが続いた。ポリ袋・ラップや割りばし、アルミはくなど「家事用消耗品」が14.8%上昇した。家電などの「家庭用耐久財」や「寝具類」などが軒並み10%を超える上昇率だった。半面、政府の電気代抑制策を受けて「電気代」は25.3%下落と大幅に下落...

7月の神戸港、輸出入総額が3カ月連続で前年比減 中国向け輸出入が13%減

【神戸経済ニュース】神戸税関が17日に発表した7月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比0.8%減の1兆323億円だった。3カ月連続で前年同月を下回った。円安によって輸出額、輸入額ともに押し上げられたが、石炭価格が前年同月に比べて下落し、「鉱物性燃料」の輸入額が半分近く減少したことなどが影響した。輸出額は前年同月を上回った。対中国の輸出入総額は13.3%減の2363億円になった。 輸出額...

7月の神戸市部マンション発売戸数35.6%減 契約率63.2%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が17日に発表した7月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比35.6%増の38戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は63.2%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を3カ月連続で下回った。 神戸市部の平均価格は5590万円、1平方メートル当たりの分譲単価は78.6万円だった...

7月の兵庫県倒産件数、2件減の34件 負債総額24億円に減少・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた7月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は34件と、前年同月に比べて2件減少した。負債総額は24億1000万円で、前年同月(40億5100万円)に比べ減少した。負債総額の前年比減は2カ月連続。 業種別の内訳は建設業が8件、サービス業が8件で最も多かった。小売業が7件、運輸・通信業が5件、製造業が4件と続いた。倒産要因別では不況型倒...

6月の兵庫県有効求人倍率1.00倍に低下 13カ月ぶり求人が求職を上回る

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が1日に発表した6月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント低下の1.00倍だった。原燃料高が続く中、人件費も上昇基調とあって人手不足の中でも新規採用に慎重になる製造業の動きが広がったとみられる。ただ兵庫労働局は足元の雇用情勢についての判断を据え置き、「持ち直しの動きにやや弱さがみられる」との見方を5カ月連続で示した。 有効求人数(季節調整...

5月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり低下 基調判断「足踏み」で変化なし強調

【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した5月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比4.9ポイント低下の85.4だった。2カ月ぶりに低下した。海外の需要減速と国内の経済正常化で、兵庫県の景気は一進一退の様相になっているのを反映した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を「足踏みを示している」として、前月まで2カ月続けた「横ばい局面(下方への局面変化...

神戸空港、6月の旅客数は前年比28%増の27万人 新潟便運休を補い増加

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した6月の神戸空港旅客数は、前年同月比28%増の27万5898人だった。民間企業で出張制限を緩和する動きが広がり、ビジネス客が回復した。フジドリームエアラインズの新潟便が運行を休止した分は減少したが、他の路線の増加で神戸空港全体としては前年同月を大幅に上回った。 路線別では、新潟便以外の全路線で旅客数が前年同月を上回った。路線別に利用率(...

神戸港、4月のコンテナ総取扱個数4.4%減 うち輸入コンテナ4.9%減

【神戸経済ニュース】神戸市が24日に発表した4月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比4.4%減の23万2638個(20フィートコンテナ換算)だった。4カ月ぶりに前年同月を下回った。 輸出コンテナは4.9%減と3カ月ぶりに前年比減、輸入コンテナは4.1%減と4カ月ぶりに減少した。神戸港ので取り扱う主力品目の1つである半導体製造装置など、円安で輸出金額は増加しても輸出数量が減少した品目など...

6月の神戸市消費者物価、前年比3.4%上昇 光熱水道は12.1%下落

【神戸経済ニュース】総務省が21日に発表した6月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で3.4%上昇の104.1になった。光熱費以外の値上がりが続いた。家具・家電などの「家庭用耐久財」が10.9%上昇、フトンなど「寝具類」が11.1%上昇など高値が続いている。文房具や音楽映像用メディアなど「教養娯楽用品」が7.0%上昇した。半面、政府の電気代抑制策を受けて「電気代」は23.7%下落...

6月の神戸港、輸出入総額が2カ月連続で前年比減 1〜6月期は上期で最高

【神戸経済ニュース】神戸税関が20日に発表した6月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比3.5%減の1兆460億円だった。2カ月連続で前年同月を下回った。円安によって輸出額、輸入額ともに押し上げられたが、石炭価格が前年同月に比べて下落し、「鉱物性燃料」の輸入額が半分近く減少したことなどが影響した。輸出額は前年同月を上回った。 輸出額は前年比1.4%増の6487億円で、6月としては過去最...

6月の神戸市部マンション発売戸数6.9%増 契約率66.7%

【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が20日に発表した6月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比6.9%増の60戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は66.7%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を2カ月連続で下回った。 神戸市部の平均価格は4997万円、1平方メートル当たりの分譲単価は70.5万円だった...

5月の兵庫鉱工業生産、2カ月ぶり減少 基調判断「一進一退」に据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が20日に発表した5月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比7.4%低下の90.6だった。2カ月ぶりに生産の減少を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は据え置き、2カ月連続で「一進一退で推移している」とした。 主要9業種の生産指数のうち低下したのは5業種だった。指数に占めるウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」が10.2%低下したほか、2...

神戸空港、6月の旅客数28%増 速報値27万5898人

【神戸経済ニュース】関西3空港の運営会社である関西エアポートが10日に発表した6月の神戸空港旅客者数(速報値)は、前年同月比28%増の27万5898人だった。発着回数は3%増の2744回。▽関連記事・神戸空港、5月の旅客数は前年比41%増の29万人 那覇便など利用率改善 (2023/06/23)・神戸空港、4月の旅客数は前年比51%増の26万人 コロナ前との比較は4%増 (2023/05/25)・22年度の神戸空港、旅客数77%増の310万人 コロナ前...

6月の兵庫県倒産件数、32件増の57件 負債総額37億円に減少・帝国データ

【神戸経済ニュース】帝国データバンク神戸支店(神戸市中央区)がまとめた6月の兵庫県倒産件数(負債額1000万円以上の法的整理)は57件と、前年同月に比べて32件増加した。半面、負債総額は37億2400万円で、前年同月(39億8700万円)に比べ減少した。負債総額の前年比減は2カ月ぶり。 業種別の内訳は建設業が16件と最も多く、サービス業が13件、小売業が12件、運輸・通信業が6件、製造業が5件と続いた。倒産要因別では不況型...

兵庫日銀短観、全産業DIは2期連続で改善 製造業「供給制約」の影響緩和

【神戸経済ニュース】日銀神戸支店が3日に発表した全国企業短期経済観測調査(短観、6月調査)の兵庫県分では、全産業の業況判断指数(DI)が前回調査から4ポイント改善のプラス9だった。業況判断DIの改善は2期連続。新型コロナウイルスの影響が薄れて、経済活動が正常化するなかで人の動き・流れが改善。値上げや原油価格の下落で企業の収支も改善した。さらに製造業では半導体不足など「供給制約」の影響緩和も寄与した...

神戸・三宮の路線価、3年ぶり上昇 店舗需要が回復傾向で

【神戸経済ニュース】国税庁は1日、相続税や贈与税などの算定基準にする路線価の2023年分(1月1日現在)を発表した。神戸市の最高地点は中央区三宮町1丁目(三宮センター街)で、前年比10万円上昇の1平方メートルあたり500万円だった。同地点の上昇は3年ぶり。値上がり率は2.0%になった。同地点は神戸税務署管内での最高路線価だ。 新型コロナウイルスによる行動制限がなくなったことで、店舗需要が回復したとの見方から中...

1〜3月期の兵庫県、実質GDP1.7%減 年率6.7%減・外需等の減少が響く

【神戸経済ニュース】兵庫県が6月30日に発表した1〜3月期の県内総生産(GDP、季節調整済み)は、物価変動の影響を除く実質(2015年基準)が22年10〜12月期との比較で1.7%減少した。年率換算では6.7%減と急速な減少になった。2四半期ぶりのマイナス成長。外需などを示す「純移出等」が8629億円と、前の四半期の1兆3491円億円から大幅に減少したのが響いた。個人消費や企業の設備投資は増えたが、補えなかった。 支出の項...

4月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり上昇 基調判断「横ばい」は据え置き

【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した4月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比4.1ポイント上昇の88.8だった。2カ月ぶりに上昇した。根強い海外需要を下支えに、生産が活発だったとみられる。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、「横ばい局面(下方への局面変化)」との見方を2カ月連続で示した。 一致指数の上昇は、着工建築物床面積と輸出...

5月の兵庫県有効求人倍率1.01倍に低下 「持ち直しの動きにやや弱さ」据え置き

【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が30日に発表した5月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.02ポイント低下の1.01倍だった。原燃料高が続く中、人件費も上昇基調とあって人手不足の中でも新規採用に慎重になる製造業が増えたとみられる。兵庫労働局は足元の雇用情勢についての判断を据え置き、「求人が求職を上回っているものの、持ち直しの動きにやや弱さがみられる」との見方を4カ月連続で示した。 ...

神戸空港、5月の旅客数は前年比41%増の29万人 那覇便など利用率改善

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが23日に発表した5月の神戸空港旅客数は、前年同月比41%増の29万0845人だった。民間企業で出張制限を緩和する動きが広がり、ビジネス客が回復した。加えて上旬の大型連休には旅行客も増え、沖縄方面や北海道方面など遠隔地に向かう便の利用率が改善した。 路線別では、フジドリームエアラインズが運休を決めた新潟便以外の全路線で、旅客数は前年同月を上回った。主力...

5月の神戸市消費者物価、前年比3.6%上昇 電気代は22.6%下落

【神戸経済ニュース】総務省が23日に発表した5月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で3.6%上昇の104.1になった。光熱費以外は軒並み値上がりした。家具・家電などの「家庭用耐久財」が15.6%上昇、カーテンなどの「室内装備品」が15.1%上昇など高値が続いている。「履物類」が7.0%上昇、「外食」が6.2%上昇などと値上がりが目立った。政府の電気代抑制策を受けて「電気代」は2...

神戸港、3月のコンテナ総取扱個数7.0%増 うち輸入コンテナ11.2%増

【神戸経済ニュース】神戸市が20日に発表した3月の神戸港の統計によると、同月の神戸港コンテナ総取扱個数は前年同月比7.0%増の27万7534個(20フィートコンテナ換算)だった。3カ月連続で前年同月を上回った。 輸出コンテナは9.2%増と2カ月連続で前年比増、輸入コンテナは11.2%増と大幅に伸びた。中国が「ゼロコロナ」を転換し、海上物流が正常化に向かった流れの中で、神戸港でのコンテナ取扱個数も増加したとみられる。▽...

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