6月の神戸港、輸出入総額は前年比10.3%増 輸入が前月に続き大幅増

 神戸税関が20日に発表した6月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年同月比10.3%増の7576億円と、5カ月連続で前年同月を上回った。対アジアの輸出入が6カ月連続で前年同月を上回ったうえ、米国と欧州連合(EU)との輸出入も5カ月連続で前年比増。過去最高を記録した前月に続き、輸入の伸びが大きかった。資源価格の上昇などを背景に「非鉄金属」「有機化合物」の輸入額が膨らんだほか、輸出は「電池」が前月に続き過去最高を記録した。

20170720貿易統計グラフ

 輸出額は前年同月比8.2%増の4849億円だった。電池は輸出額201億円のうち米国向けが122億円を占めた。スロバキア向けやドイツ向けも増えた。建設用・鉱山用機械は米国向けとオランダ向けの伸びが目立った。プラスチックも6月としては過去最高。

 輸入額は14.2%増の2726億円だった。品目別では「有機化合物」が50.3%増の135億円と6月として過去最高を記録したほか、「非鉄金属」が70.0%増の111億円と前月に続き高水準だった。医薬品は2.6倍の107億円で、米領プエルトリコからとシンガポールからの輸入が大幅に増えた。

 月間の平均為替レートは1ドル=110円91銭と、前年同月の108円48銭に比べ2円43銭(2.2%=IMF方式)の円高・ドル安だった。

 輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は前年同期比1.3%増の2123億円だった。神戸港の輸出入総額が全国に占める割合(国内シェア)は5.9%と、前月比で0.1ポイント上昇した。

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