アディダス、神戸に日本初の靴開発施設 世界向け開発や人材育成も

20170706アディダス新施設

 ドイツのスポーツ用品世界大手アディダスの日本法人であるアディダスジャパン(東京都港区)は、日本初の靴の開発施設(完成予想図=アディダスの発表資料より)を神戸市内で9月に開設する。これまでドイツで実施してきた世界定番品の開発過程の一部を担うほか、世界から靴製作者を集めて次世代人材も育成する。ディレクターには1999年からアディダスの商品開発に携わる大森敏明氏が就く。

 新施設は世界最先端レベルの計測機器やテスト機器、高機能の製靴機器を備えた世界的な開発拠点になる。トップ級スポーツ選手が使う靴のカスタマイズ(個人向け調整)も手がけ、そのノウハウを生かした製品開発に取り組む。すでに計測済みのデータから、海外選手が使う靴の開発に神戸の新施設で取り組むケースも想定しているという。

 大森氏とアディダスは2005年にランニングシューズとして「adizero(アディゼロ)」を共同開発した。その後adizeroは世界展開し、テニスやバスケットボールなど幅広い分野の靴としても採用。アディダスを代表するシリーズに育ったこともあり、アディダスは大森氏の活動拠点である神戸に新施設の開設を決めたもようだ。

 報道などによると大森氏は高砂市出身。オニツカ(現アシックス)で靴づくりを学び、1969年に独立。神戸市長田区に工房「MF.OMORI」を設立した。16年のリオ五輪マラソン女子日本代表だった福士加代子選手など、多くのトップ選手の靴づくりを手がけた。

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