川重、25年ぶりにジェットフォイル船を建造 神戸工場

20170702就航中の川崎ジェットフォイル

 川崎重工業は神戸工場で25年ぶりに高速船の「川崎ジェットフォイル」(写真=川重の発表資料より)を建造すると発表した。東海汽船と独立行政法人である鉄道建設・運輸施設整備支援機構との間で、1隻の造船契約を結んだ。受注額は明らかにしていない。2020年に引き渡し、東京都港区の竹芝客船ターミナルと伊豆諸島を結ぶ航路に投入する予定だ。

 ジェットフォイルは水中翼船の1種で、海面から浮上して最高速度が43ノット(時速約80キロメートル)と高速を出せるのが特徴だ。旅客定員は241人。米航空機大手のボーイングが開発し、「ボーイング929」とも呼ばれる。川重は1987年にボーイングからジェットフォイルの製造・販売の権利を引き継ぎ、95年までに15隻のジェットフォイルを建造した。

 川重は造船事業を再編する一環で、神戸工場では付加価値の高い特殊船や潜水艦の建造に特化すると3月に発表していた。ジェットフォイルの建造も神戸工場で担当する。報道などによると、川重は今回の1隻も含めてジェットフォイル3隻の更新需要を見込んでいるようだ。

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