7月1日ビールの日、神戸市副市長がカンパイ行脚 ビアガーデンなど4会場
- 2017/06/25
- 23:00
神戸市は7月1日に、神戸開港150年記念事業の一環で「みなとまち神戸ビールの日」として、行事を開催する。岡口憲義副市長はビアガーデンなど4カ所を巡り、外国人居住者が多かった影響で神戸では早い段階から浸透していたビールで乾杯して盛り上がる。この日はポートタワーもビールの黄色にライトアップする。
これまで神戸開港150年記念の商品を発売したり、行事を開催してきたアサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリー酒類の4社が共同で行事を支援する。岡口氏が巡るビアガーデン(表)も、4社がそれぞれ推薦した。行事の認知度を高めるため、既に6月中旬からビアガーデンなどでポスターの掲示や、7種類の記念コースター(写真=神戸市の発表資料より)を配布している。
日本で最初のビール醸造所は1869年(明治2年)の横浜・山手(横浜市中区)に作られたジャパン・ブルワリーで、キリンビールの前身になった。神戸では2年後、1871年5月20日付の英字新聞「ヒョーゴ・ニュース」で、外国人居留地の明石町(神戸市中央区)にできた小規模な醸造所が紹介されたという。
神戸市は2014年11月に「神戸の灘の酒による乾杯を推進する条例」を施行した。神戸市は灘五郷のうち西郷、御影郷、魚崎郷を抱える酒どころであることから、灘の酒による乾杯を広める条例だが、今回の「ビールの日」との関係について神戸市は特に説明していないようだ。
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