神戸税関、開港以来の神戸港のあゆみ刻む 「貿易統計からみる開港150年」公開

20170622神戸税関150年ロゴ

 神戸税関は22日、ホームページを通じて「神戸港150年の記録〜貿易統計からみる貿易の変遷〜」を公開した。1868年の神戸開港と同時に神戸税関の前身である兵庫運上所が開設されており、神戸税関も150年を迎えた。統計は開設翌年の1869年から早くも兵庫運上所の正式な業務として始まっている。神戸税関は第2時世界大戦で一時閉鎖されるが、戦後になって真っ先に再開されたのも統計業務だった。神戸港のあゆみを刻んだ貴重な資料だ。(イラストは神戸税関150年のロゴマーク=神戸税関のホームページより)

 開港当時は輸入超過だった神戸港は、戦前・戦後と続いた日本の経済成長とともに輸出を増やし、1954年からは一貫して輸出超過になった。昭和後期から平成に入ると、貿易額は増加するが全国シェアの低下には歯止めがかからない。1995年の阪神淡路大震災で、この傾向が一層加速した。品目別では1973年の輸出額第4位に「船舶」が入っているのが目を引く。重厚長大な輸出品目が姿を消し、輸出品の多様化もあって、輸出額上位の品目でも以前に比べて金額が小さくなったのが最近の特徴か。

 各年の輸出総額、輸入総額、全国シェアのほか、節目になった年の輸出入上位の品目なども掲載。明治期、大正〜昭和初期、昭和中期、昭和後期〜平成と4つの時代別に、わかりやすい解説も付けている。巻末の資料集には貿易相手国の上位も年ごとにまとめた。貿易相手国は、掲載した最初の年に「英領印度」と言った記述もあり、時代を思い起こさせる。

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