川重、米ボーイングとの協力強化で合意 パリ国際航空ショー

 川崎重工業は21日、フランスで19〜25日に開催している航空宇宙分野の国際見本市「パリ国際航空ショー」で、航空機世界最大手である米ボーイングと協力関係の強化で合意したと発表した。先進的な生産技術や将来の事業を共同で検討することも盛り込んだ。川重はボーイングに機体の一部など航空機部品を提供しているが、一段と踏み込んで、長期的な関係を築く内容とみられる。

 協力を強化する分野は、サプライチェーン(部品供給網)としての効率化やコスト削減、先進的な生産技術の共同開発、将来の共通した関心事にまつわる共同研究など。現在の関係だけでなく、将来の共同事業にも言及する内容だ。

 川重はこれまでにボーイングの767型機、777型機、787型機に加え、まだ運航会社への引き渡しが始まっていない777X型機の部品などを供給してきた。新興国の空港整備が進展し、航空機の需要がさらに増える見込みもある。川重は国内工場に加え、777X向け貨物扉の製造を始めた米ネブラスカ州の工場をボーイングとの協力の拠点として最大限活用したい考えだ。

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川重、米国で初の航空機部品ラインを設置 米ボーイング向け貨物扉 (2017/05/19)

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