川重、ボンバルディア小型旅客機向けのエンジン燃焼器を出荷 明石工場

20170607川重エンジン燃焼器

 川崎重工業は7日、カナダのボンバルディアが製造する次期小型旅客機「Cシリーズ」に搭載するエンジンの部品「燃焼器」を明石工場(明石市)から初出荷したと発表した。エンジンの機種名は「PW1500G」で、米プラット・アンド・ホイットニーが製造。このうち川重は燃焼器(写真=川重の発表資料より)とファン・ドライブ・ギアシステム(メーンのギア)を担当する。これらの部品を川重が民間機向けに製造するのは初めてという。

 川重はプラット社が製造するエンジン「PW1500G」「PW1900G」の開発・生産プログラムにリスク&レベニューシェアリングパートナー(RRSP)として参画。開発・量産・販売に関するすべての費用とリスクを参画シェアに応じて負担する代わりに、販売や修理などエンジンに関する全ビジネスの事業収入をやはりシェアに応じて受け取る契約方式だ。

 いずれもの機種も従来機に比べ燃費が16%改善、騒音は50%低減、二酸化炭素(CO)や窒素酸化物(NOx)も大幅に削減することができる。「PW1900G」はブラジルのエンブラエルによる次期小型旅客機に搭載する計画だ。エンジンの性能向上には川重が製造する燃焼器とギアシステムが大きく寄与しているという。

 今回のエンジンを搭載する航空機はボンバル、エンブラエルの合計ですでに600機超の受注を集めている。1200機超のエンジンに受注が確定した計算になる。燃焼機の出荷が始まったことで、今後はギアシステムと合わせて量産体制に入る予定としている。

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