「鈴木商店」偉業たたえるモニュメント 本店跡地に神戸製鋼など建立
- 2017/06/06
- 20:32
神戸製鋼所は6日、同社などの源流に当たる明治・大正時代の総合商社「鈴木商店」のモニュメント(記念碑=写真はイメージ、神戸製鋼の発表資料より)を建立し、神戸市に寄付すると発表した。神戸製鋼のほか帝人、双日、太陽鉱業など鈴木商店ゆかりの企業が協賛してネット上などで運営する「鈴木商店記念館」としての事業の一環。現在の神戸市中央区栄町通7丁目になる同商店の本店跡地で、かつて日本一だった商社の偉業をたたえる。
鈴木商店は1874年(明治4年)に神戸で創業し、1914年(大正3年)に入ると売上高は15億4700万円と、三井物産や三菱商事の売上高を大幅に上回った。昭和初期にかけて衰退したが、神戸製鋼や帝人など製造業を中心に戦後に連なる企業を多く残し、近年になって再評価の機運が高まっている。神戸の産業発展の基礎であり、神戸開港150年を迎えたのを機にモニュメントの建設を決めたという。
7月7日にはモニュメントの除幕式を開催。神戸市の代表者のほか、鈴木商店ゆかりの企業の代表者のほか、地元まちづくり協議会「みなと元町タウン協議会」などの関係者が参加する予定だ。
鈴木商店は1874年(明治4年)に神戸で創業し、1914年(大正3年)に入ると売上高は15億4700万円と、三井物産や三菱商事の売上高を大幅に上回った。昭和初期にかけて衰退したが、神戸製鋼や帝人など製造業を中心に戦後に連なる企業を多く残し、近年になって再評価の機運が高まっている。神戸の産業発展の基礎であり、神戸開港150年を迎えたのを機にモニュメントの建設を決めたという。
7月7日にはモニュメントの除幕式を開催。神戸市の代表者のほか、鈴木商店ゆかりの企業の代表者のほか、地元まちづくり協議会「みなと元町タウン協議会」などの関係者が参加する予定だ。
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