「神戸らしい魅力的な商業施設に」 新バスターミナルでサンパル区分所有者ら要望書

 神戸市は2日、新たなバスターミナル建設を計画している位置にある複合ビル「サンパル」(神戸市中央区)の区分所有者らから、バスターミナル建設を巡る要望書を受け取ったと発表した。要望書は久元喜造市長宛てで1日に提出。所有者らが鳥居聡副市長に手渡した。「経済効果の高い公共施設や文化・芸術系施設、『神戸らしい』魅力的なショッピングゾーン等を検討してほしい」などと求めた。(写真は要望書を手渡す区分所有者の代表=右=と、受け取る鳥居副市長=神戸市の発表資料より)

20170602サンパル要望書提出

 このほか要望には「地権者との対話や意見交換で不安解消を図るなどのきめ細かな対応」「バスターミナル建設後の区分所有者やテナントへの生活再建や生活補償など、個々の事情を最大限考慮すること」などを挙げたという。

 神戸市は三宮再開発の一環でバスターミナル建設を計画。三宮駅周辺に分散している中長距離バス乗り場を集約し、利便性の向上や街の景観改善をねらう。サンパルがある中央区雲井通6丁目には、2025年ごろまでにバスターミナルの第1期を完成させる予定だ。

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