菊正宗、社長に嘉納逸人副社長が昇格 32年ぶり社長交代

20170525菊正宗嘉納新社長

 菊正宗酒造は25日、嘉納逸人副社長(42、写真=同社のホームページより)が社長に昇格する人事を内定したとホームページを通じて発表した。同社の社長交代は1985年以来32年ぶり。嘉納毅人社長(73)は代表権のある会長に就く。6月26日に開く株主総会後の取締役会で正式に決定する。

 報道などによると、同社の社長は歴代創業家が輩出しており、逸人氏は毅人氏の長男。逸人氏で12代目になる。世代交代による若返りを目的とした社長交代とみられる。

 嘉納逸人(かのう・はやと)1975年3月10日生まれ。97年甲南大法卒、イトーヨーカ堂入社。2001年菊正宗酒造入社、04年取締役、05年日大院グローバル・ビジネス研究科修了、13年より現職。兵庫県神戸市出身。

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