阪神港と京浜港の運営会社社員をシンガポールに 外交関係50周年

 国土交通省は21日、国際コンテナ戦略港湾と位置付ける阪神港と京浜港の運営会社からそれぞれ1人ずつをシンガポールの港湾運営会社に派遣すると発表した。1966年4月に日本とシンガポールの外交関係を樹立して50周年を記念する行事の一環という。両港とシンガポール港の連携強化などを目指す。

 派遣するのは阪神国際港湾(神戸市中央区)経理部経理課の安部博章さんと、横浜川崎国際港湾(横浜市西区)横浜事業部営業事業課の二宮久季さん。24日から28日の5日間を予定する。現地ではシンガポール港の運営会社であるPSAとの意見交換し、現地のコンテナ港を視察する。

 PSAの親会社であるPSAインターナショナルはシンガポールの政府系ファンドであるテマセク傘下で、米欧の港湾運営にも進出。世界的な港湾運営のノウハウを持つ。国交省はシンガポールで5日に、シンガポール政府などとLNG(液化天然ガス)を燃料とする船舶への燃料供給拠点の設置などで協力することを柱とした覚書を交わしていた。
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