デンソー、富士通テンを10月2日付で子会社化 富士通が出資比率見直し

 自動車部品大手のデンソーは10月2日付で富士通テン(神戸市兵庫区)の株式を追加取得し、子会社化する予定だ。デンソーが富士通テンに対する出資比率を同日付で10%から51%に引き上げる。デンソーは富士通から富士通テン株188万6000株(発行済み株式数の41%に相当)を、168億7100万円で取得する。デンソーが4月28日の取締役会で決議し、発表した。

 富士通テンの株主である富士通、デンソー、トヨタ自動車の3社は2016年9月9日に富士通テンへの出資比率を互いに見直すことを決めていた。この時に合意した出資比率に沿って、富士通テン株の譲渡価格や日程を定めた形だ。トヨタは引き続き富士通テン株の35%を保有する。

 デンソーは運転支援や自動運転の技術に、富士通テンのカーオーディオ技術などを取り込む見込みだ。親会社が変わることに伴う社名変更などについては、富士通テンは現時点で明らかにしていない。

▽関連記事
富士通テン、デンソーの連結子会社に 富士通は出資比率14%に引き下げ (2016/09/10 旧サイト)

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