ノエビアHDの10〜3月期、純利益64%増 化粧品・医薬品とも好調

20170428ノエビアHD決算グラフ

 ノエビアホールディングスが28日に発表した2016年10月〜17年3月期の連結決算は、純利益が前年同期比64%増の20億円だった。主力の化粧品に加え、医薬・食品事業も好調で増収効果が利益の大幅増につながった。胎盤(たいばん)抽出成分であるプラセンタを多く含んだ美容液など、アンチエイジングをねらった高級品が新たな需要を開拓したという。

 売上高は7%増の267億円、営業利益は27%増の47億円だった。事業別の売上高は化粧品事業が7%増の194億円、医薬・食品事業も7%増で62億円だった。高級基礎化粧品は総じて好調だった。その他では、アパレル・ボディファッション関連の売上高が前年同期を下回り、航空関連の売上高は前年同期比で増えた。

 2017年9月期の連結業績予想は、従来予想を据え置いた。引き続き純利益は前期比15%増の58億円を見込む。配当金も年120円(中間なし)の予定を維持した。

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