Rフィールドの5〜7月期、最終赤字1億3900万円 コロナ臨時閉店など響く

20200903Rフィールド

 ロック・フィールド(Rフィールド)が3日発表した2020年5〜7月期の連結決算は、最終損益が1億3900万円の赤字(前年同期は2億5900万円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言を受けて、5月に臨時休業する店舗が相次いだ。その後も出店先の商業施設で多く、営業時間の短縮が続き、売上高の減少で損益にも影響した。コスト削減だけでは補えなかった。

 売上高は前年同期比25%減の93億円。営業損益は3億1100万円の赤字(前年同期は3億7300万円の黒字)だった。5月の大型連休中は全314店舗中、116店が臨時休業し、195店舗が営業時間を短縮していた。徐々に営業を再開する店舗が増えたが、7月末でも全318店のうち116店舗が1時間程度の時短営業を実施している。店舗の稼働時間の短縮が、売上高の減少に表れた。

 21年4月期の連結業績予想は「未定」として、引き続き開示を見送った。住宅地など生活圏に近い店舗では来店客数が戻りつつあるが、ターミナルなどでは相対的に回復が鈍いという。立地別の来店客数の状況や、出展先の営業時間は短縮した状態が続くのかなど、見極めが必要な要素があり、現時点では合理的に今期の予想を示すのは困難としている。

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