兵庫知事選、コラムニスト勝谷誠彦氏が立候補表明 「明るく楽しい兵庫県」

20170429勝谷誠彦氏

 井戸敏三知事(71)の任期満了に伴って7月2日に実施する兵庫県知事選に、尼崎市出身のコラムニスト勝谷誠彦氏(56=写真=同氏のホームページより)が無所属で立候補すると表明した。27日に兵庫県庁で記者会見して明らかにしたほか、同日昼には選挙キャンペーン向けホームページを開設した。「明るく楽しい兵庫県」とのスローガンを掲げ、知名度の高さを武器に5期目の立候補を表明している現職の井戸氏に挑む。

 観光振興の相談を受けるなどで日本各地を回るうち、勝谷氏は「(出身地である)兵庫県は大好きな県だが、こうすればもっと良いのにと気がつくことも多くなってきた」という。加えて「現職も長い。そろそろ新しい切り口、視点から、やってみる人間が出てきてもいいのかなと思った」と立候補の理由を語った。これまで井戸氏のほかに、共産党推薦で元兵庫労連議長の津川知久氏(66)、前加西市長の中川暢三氏(61)がいずれも無所属での立候補を表明しており、4人の中で最も若い候補になる。

 観光や製造業、教育投資などを重点施策に掲げた。「明るく、楽しく、世界に向けて広がり、そして学び、働ける兵庫県にしていきたい」と語った。観光誘致については、2025年に大阪万博との開催が決まれば「たとえば日本酒館を作って海外の人にも(兵庫県に)来てもらいたい」と述べ、積極的に連携する意向。全国の酒蔵を訪問して著書を執筆した経験も生かし、生産量日本一の日本酒を観光資源として活性化することに自信を見せた。

 井戸氏が知事を務めた4期については「県政ひとつひとつ具体的には、よくやってくれている」と評価した。「例えば財政、あれだけの災害にあいながら、ここまでやってこれたのは偉いと思う」と指摘。一方で「ただ、暗い。セピア色になっている。みんなで楽しく遊びながら県を興(おこ)していきたい」と述べた。

 立候補を具体的に考えたのは1年ほど前からで、地方自治や兵庫県などの本を読むなど「勉強していた」という。3月までに出演していたテレビ番組や雑誌の連載などをすべて降板し、この時期の立候補表明になったという。4年前の県知事選も同氏の名前が取りざたされたことを聞かれると、朝日新聞の記者が取材に来たことを明かし、同紙の記者に「あれは僕が悪かった。きっぱり否定すべきだった」と謝り、苦笑した。

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