IT経営者の大規模交流会、6月に神戸開催 インフィニティ・ベンチャーズ・サミット

 神戸市は25日、主にIT(情報技術)企業の経営者向けに開催する国内最大規模の交流会「インフィニティ・ベンチャーズ・サミット」が6月5〜7日にANAクラウンプラザホテル(神戸市中央区)で開催されると発表した。ベンチャー投資ファンドであるインフィニティ・ベンチャーズ(東京都港区)の小野裕史共同代表と神戸市の久元喜造市長が共同で記者会見して概要などを説明した。(写真は記者会見で「サミット」について説明する小野裕史氏=左=と久元喜造神戸市長、神戸市が公開した動画より)

20170425インフィニティベンチャーサミット記者会見

 同サミットは2007年秋に初開催。その後は春と秋に開催し、今回は20回目になる。これまでも札幌市や宮崎市、京都市など東京都ではない場所で開催してきたという。インフィニティを中心とするサミットの実行委員会が主催し、実行委が参加を呼びかけた経営者と起業家が出席。500〜600人の経営者らが大集合するイベントだ。

 記者会見で久元市長は「開催地に神戸が選ばれたきっかけは、アニメ映画『攻殻機動隊』に関する取り組みだった」と説明。IT経営者らが未来予想図として興味を持つ同アニメを通じて、神戸市の担当者とインフィニティとの間につながりができたという。さらに小野氏は「課題である海外への発信という点で、神戸市が既にグローバルなシーンで活躍している」と、米ベンチャーファンド「500スタートアップス」の起業家支援プログラムを神戸市が誘致したのを評価した。

 開催期間中には、起業家らが経営者向けに事業計画を発表して資金調達などにつなげる「ローンチパッド」や、経験豊富な経営者による講演や討論のほか、合計5回の交流パーティーを予定する。さらに今回初の試みとして、分科会ごとに神戸の観光地などを訪問する「朝活部」を開催。コンピューター「京」の見学や酒蔵訪問、釣りなどを楽しむ計画だ。共通の趣味や興味を通じて、人脈などを広げるのがねらいだ。

 朝活部は同サミット実行委と神戸市の共同企画。小野氏は開催の打ち合わせを進めるなかで「ベンチャースピリットにあふれ、活発に意見を言ってくれる人たちが集まる場所だったことに感動した」と神戸市を絶賛。一方、同サミットに討論のパネリストとして出席する予定の久元氏は「参加して得たものを『若者に選ばれる街づくり』にどう生かすのか考えたい」と語った。さらに「神戸の魅力や、ありのままの姿、将来の発展可能性について海外への発信力を高めるチャンスになるのではないか」と話していた。

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