2月の兵庫県鉱工業生産、2カ月ぶり上昇 基調判断「一進一退で推移」に据え置き

20170420鉱工業生産指数グラフ

 兵庫県が20日に発表した2月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比12.3%上昇の105.8と、2カ月ぶりに上昇した。大きな上昇幅を記録したが、生産活動の基調判断は前月引き下げた「一進一退で推移」を据え置いた。業種別の生産指数は主要9業種のうち6業種が上昇した。

 9業種では最も高いウエートを占める「はん用・生産用・業務用機械工業」が前月比50.1%上昇と、大幅に上昇したのが全体の生産指数に寄与した。このうち個別の品目では蒸気タービン部品、ボイラ部品、混合機・かくはん機・粉砕機、熱交換器などが上昇し、指数を押し上げた。このほか電気機械工業や鉄鋼業など比較的ウエートが高い業種の生産指数も上昇。2番目にウエートが高い化学工業は小幅に低下したが、これを他の業種の上昇で補った。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が14日に発表した2月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)確報値は前月比3.2%上昇の101.7だった。

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