神戸製鋼、スウェーデンのプレス製造を130億円で買収 過去最大級か

 神戸製鋼所は13日、スウェーデンのプレス装置メーカー、クインタステクノロジーズ(ヴェステロース市)を買収したと発表した。同社の親会社だった米ファンドのマイルストーン・パートナーズから5日付で全株式を取得。取得額は1億1500万ドル(約130億円)だった。神戸製鋼としては過去最大クラスの企業買収になったとみられる。

 金属などの素材を加圧(プレス)して整形する装置の世界最大手。航空機部品や発電用タービンブレードといった高機能部品の製造に使う装置だ。今後の成長が期待される航空宇宙分野で、欧州を中心に特に存在感があるメーカーという。2016年の売上高は70億円だった。

 神戸製鋼もクインタス社と同様の事業をすでに保有しているが、日本・アジアを中心として過去5年間の売上高は平均で年30億円程度。比較的収益性は良好な事業だが、市場の拡大が神戸製鋼の課題になっていた。今回の買収によって、既存事業との相乗効果が期待できるうえ、同事業の世界展開も可能になるとみている。

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