神戸市とNTTドコモの見守り事業、次世代通信方式を投入 「LoRaWAN方式」

 神戸市とNTTドコモなどは11日、2016年9月から開始した「神戸市ドコモ見守りサービス(実証事業)」に次世代の通信方式を投入すると発表した。現在の通信方式と併用することで、子供の居場所を検知できるエリアの拡大や、精度の向上を目指す。神戸市内の3カ所に新たに基地局を設置。見守りの対象になる子供には現在のBLEタグに加え、新方式の子機も持たせることになる。

 今回投入するのは「LoRaWAN方式」と呼ばれる方式で、17日から運用を開始する。日本では免許が不要である920メガヘルツ帯域の電波を使う国際的な通信規格。長距離通信が可能で、通信機器の消費電力も抑えられることから、道具やセンサーなどをネットにつないで状態を常時監視するIoT分野で普及が見込まれているという。

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