トーホー、3月の売上高は0.6%増 スーパーはいかなご不漁が逆風

 トーホーが11日発表した3月の売上高は、前年同月比0.6%増だった。主力の業務用食品卸売事業の売上高は前年比0.8%増えた。前期に大口取引先との契約が終了した影響が一部に残ったが、全体としては堅調に推移した。業務用スーパーの「A-プライス」など業務用食品の現金卸売り事業はは2.5%増と2カ月ぶりに前年同月を上回った。既存店では1.5%増だった。

 食品スーパー事業は既存店ベースで前年同月比6.1%減とさえなかった。全店ベースでは7.2%減。前期に4店舗を閉店した影響のほか、いかなごの不漁による季節商品の販売減も逆風になった。

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