神奈川・藤沢で「神戸」の展示を2カ月間 湘南蔦屋書店「神戸開港150年記念フェア」

20170401湘南蔦屋書店

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(東京都渋谷区)が運営する湘南蔦屋書店(神奈川県藤沢市)では1日から5月28日までの約2カ月間、「神戸開港150年記念フェア」を開催する。源氏物語の時代からリゾート地である須磨を抱える神戸の風景を、開港150年をきっかけに近代海水浴場の発祥地「湘南」でも楽しんでもらう。

 今月27日までは神戸の街を題材にして絵画作品を制作した川西英、川西祐三郎、青山大介と作家3人の作品紹介を中心に展示(写真)。3氏はそれぞれ明治、大正、昭和の生まれ。版画に鳥瞰図と手法も異なるとはいえ、時代とともに移り変わる神戸に注ぐ暖かい視線で共通しそう。あわせて街の風景を切り取って描いた画集やグッズなどを展示・販売する。

 24日から5月28日には「My Favorite KOBE 〜ハイカラ文化を楽しむ港町“神戸の魅力”〜」をテーマを掲げ、神戸に関連する本や商品をまとめて販売する予定だ。人気作家の村上春樹さんをはじめ、神戸出身の作家の作品などが並ぶとみられる。

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