神戸港の輸出入総額、1年5カ月ぶり前年比増 原動機の輸出が大幅増・2月

 神戸税関が22日に発表した2月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年同月比4.5%増の7013億円と、1年5カ月ぶりに前年同月を上回った。前年同月に比べ円相場が上昇したことで輸入額は減少したが、輸出額が前年同期比11.4%増と大幅に伸びたことが総額を押し上げた。輸出額が前年同月を上回ったのは1年ぶり。

20170322貿易統計グラフ

 輸出品目別では、原動機が313億円と2月としては過去最高を記録した。前年同月に比べ133億円の伸びだったが、増加分のうち110億円はフランス向けの伸びで占めた。このほか非鉄金属の輸出が113億円で、月間の過去最高。建設用・鉱山用機械も323億円と2月では過去最高になった。半面、加熱用・冷却用機器、音響・映像機器の部分品、二輪自動車類などの輸出は減った。

 輸入額は8.0%減の2193億円。原動機や衣類、穀物、家具などの輸入が減少。地域別でみると特に中国からの輸入で減少が目立った。一方で、EU(欧州連合)からの輸入は421億円と、2月としては過去最高を記録した。医薬品の輸入が増えた。

 月間の平均為替レートは1ドル=113円40銭と、前年同月の117円36銭に比べ3円96銭(3.5%=IMF方式)の円高・ドル安だった。

 輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は2626億円だった。神戸港の輸出入総額が全国に占める割合(国内シェア)は5.9%と、前月比で0.7ポイント上昇した。

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