山陽電鉄、5年ぶり社債発行で60億円調達 10年債を起債

 山陽電気鉄道は10日、10年物の普通社債「第20回無担保社債」の発行条件を決め、機関投資家向けに販売した。表面利率は0.540%で発行価格は100円(応募者利回り0.540%)。発行額は60億円とした。16日に発行し、年2回の利払い。償還期限は2027年3月16日とした。

 山陽電が社債を発行して資金調達するのは2012年3月に発行した第19回債以来5年ぶり。第19回債(発行額60億円)は5年債で、8日に償還日を迎えていた。借り換えを機に年限を長期化した形だ。

 今回の社債に対し、格付会社の格付投資情報センター(R&I、東京都中央区)は「トリプルB」と評価。従来の同社債に対する格付けを維持した。格付けの方向性は「安定的」とした。

 R&Iは前回債の格付け維持を表明した2月24日付の発表文で、「JR西日本との競合が一段落したことで、利益は安定推移している」と指摘。不動産事業が充実してきたことを評価したうえで「沿線は、人口減少や高齢化の影響を比較的強く受けている点には留意が必要だが、今後も一定の利益を確保していけよう」との見通しを示していた。

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