神戸製鋼、自動車向け素材を強化 自動車ソリューションセンターを設置
- 2017/03/06
- 21:49
神戸製鋼所は自動車向け素材の販売を強化する。4月1日付で技術本部内に「自動車ソリューションセンター」を設置。全社の自動車プロジェクトを担当する役員も置く。陣容を強化することで、自動車メーカー向けに独自の提案力を強化すると同時に、意思決定を迅速化する。これまで神戸製鋼が進めてきた鉄、アルミなどの素材と溶接の技術を持つ複合経営の強みを生かせると判断した。
神戸市西区の神戸総合技術研究所に置いているマルチマテリアル構造・接合研究室を改組して、格上げする。世界的な燃費規制強化の流れを受けて、求められる自動車など輸送用機器の軽量化に寄与する超ハイテン(超高張力鋼)やアルミ素材などの拡販をめざす。
同日発表した4月1日付の役員人事によると水口誠専務執行役員が全社自動車プロジェクトを担当する。同氏の指揮下に自動車ソリューションセンターと本社の自動車軽量化事業企画室を置き、連携して事業を進める。自動車ソリューションセンターにはマルチマテリアル構造研究室を神戸市に、マルチマテリアル接合研究室を神戸市と藤沢市の工場内に設けるとしている。(図=神戸製鋼の発表資料より)
神戸市西区の神戸総合技術研究所に置いているマルチマテリアル構造・接合研究室を改組して、格上げする。世界的な燃費規制強化の流れを受けて、求められる自動車など輸送用機器の軽量化に寄与する超ハイテン(超高張力鋼)やアルミ素材などの拡販をめざす。
同日発表した4月1日付の役員人事によると水口誠専務執行役員が全社自動車プロジェクトを担当する。同氏の指揮下に自動車ソリューションセンターと本社の自動車軽量化事業企画室を置き、連携して事業を進める。自動車ソリューションセンターにはマルチマテリアル構造研究室を神戸市に、マルチマテリアル接合研究室を神戸市と藤沢市の工場内に設けるとしている。(図=神戸製鋼の発表資料より)
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