ファミリア、新生児用の院内ウエアを共同開発 倉敷成人病センターに導入

 子供服のファミリア(神戸市中央区)は22日、倉敷成人病センター(岡山県倉敷市、高本均理事長)と共同で新生児用の院内ウエア(写真=ファミリアのホームページより)を開発したと発表した。同センターの産科(周産期センター)に順次導入し、生まれて初めて身につける衣類として活用する。ファミリアの担当者と助産師、看護師がそれぞれアイデアを出し合い、安全で安心できる肌着を作った。

20170222ファミリア新生児用ウエア

 初めての出産で新生児のあつかいに慣れていない親でも着替えさせやすいよう、肌着とウエアを一体化。新生児の顔色がわかりやすく、汚れも目立たせるために白の素材を採用した。新生児の胸元には倉敷成人病センターのシンボルマークをデ取り入れたワンポイントをデザインし、育児の楽しさをイメージできるようにした。

 倉敷成人病センターは近隣の医師不足などを背景に出産数が増加。2010年時点で年1600件を超えるなど中国地方でも有数の産科がある。ファミリアとの連携で業務を円滑に進める狙いがあるとみられる。同センターの高本理事長とファミリアの岡崎忠彦社長らが3月11日に記者会見して今後の両者の連携などについて説明する。

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