神戸製鋼、水素ステーションで国内メーカー初の米国進出 設置面積10%縮小

 神戸製鋼所は22日、燃料電池車(FCV)に燃料の水素を供給する水素ステーション「HyAC mini-A」(写真=神戸製鋼の発表資料より)を米国向けに発売したと発表した。国内メーカーで米国向けに水素ステーションを販売するのは初めて。FCVに水素を注入するときに温度や圧力を制御するための米国規格「米国充てんプロトコル」に対応。2014年から販売している国内向けよりも設置に必要な面積が10%少なくてすむ。

20170222神戸製鋼水素ステーションHyACmini-A

 ディスペンサー(注ぎ口)はタツノ(東京都港区)の製品を採用。仕入れた水素の圧縮からFCVへの注入までが完結するため、水素ステーションの建設に向けて機器類を別々に調達する手間が省ける。国内の水素ステーションで100基以上を納入した実績のあるコンパクト熱交換器を搭載したうえ、遠隔監視システムも組み込んだ。

 米国では現在、カリフォルニア州を中心に水素ステーションは25カ所設置されており、これが24年までに100カ所超に増える予定になっている。神戸製鋼は国内の水素ステーションで約3割のシェアを握る実績をもとに、米国でも販売を強化する。米カリフォルニア州に置く圧縮危機関連の子会社であるコベルコ・コンプレッサーズ・アメリカと協力して販売する計画だ。

 神戸製鋼は「HyAC mini-A」を3月1〜3日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催する見本市「FC EXPO2017(第13回 国際水素・燃料電池展)」で展示する。

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