神戸港の輸出入総額、16カ月連続で前年比減 輸入は16カ月ぶり増加・1月

 神戸税関が20日に発表した1月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年同月比2.2%減の6205億円と、16カ月連続で前年同月を下回った。円相場の上昇で貿易額を円換算した際の輸出金額が減少したことなどが影響した。ただ、国際商品市況が回復し、非鉄金属の価格などが上昇したことなどから、輸入は2748億円と16カ月ぶりに増えた。

20170220貿易統計

 月間の平均為替レートは1ドル=116円48銭と、前年同月の119円57銭に比べ3円09銭(2.7%=IMF方式)の円高・ドル安だった。

 輸出額は前年同期比6.0%減の3457億円だった。輸出品目別では米国向けの有機化合物のほか、中国や米国向け電気計測機器などが減少。前年同月はあった船舶輸出がゼロだった。半面、中国や台湾向けの半導体製造装置は大幅増。インドネシアやタイに向けた非鉄金属は1月としては過去最高になった。

 輸入額は3.0%増だった。ベトナムやバングラデシュからの衣類や付属品が伸びたほか、中国やマレーシアから入る電気回路等の機器は1月としては過去最高を記録した。半面、医薬品や加熱用・冷却用機器は減少した。

 輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は708億円だった。神戸港の輸出入総額が全国に占める割合(国内シェア)は5.2%と、前月比で0.6ポイント低下した。

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