共同宣言、「未来志向」強調した内容か 神戸国際港湾会議

20170212神戸国際港湾会議ワッペン

 13〜14日に開催する神戸国際港湾会議(主催・神戸市、神戸開港150年記念事業実行委員会)でまとめる共同宣言は「未来志向」を強調した内容になる見通しだ。今後も港湾は各国と世界がつながる拠点であり続けるとみられることから、港湾機能の高度化や環境性能の向上などを通じて、経済や文化の交流に役割をはたす決意を示すとみられる。

 半導体などの高付加価値品や生鮮品の一部では航空貨物の利用も増えているが、重量ベースで見れば依然として世界貿易の大半は貨物の輸送に船舶を利用する。この流れは大きく変わらないことを前提として今回の国際会議では、コンテナ航路のさらなる充実やクルーズ船による人的交流の活発化、環境改善に向けた技術革新などへの取り組みなどが国際的な社会の繁栄に寄与するとの見方で一致する見込みだ。

 さらに共同宣言では港湾地区の保全や再開発、港湾・物流に関する人材育成などで各港が協力することについて盛り込むことも検討したもよう。共同宣言は2日目(最終日)の14日に総括会議で検討したうえで、正式に決定する見通しだ。

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