洋菓子のイグレック・プリュス清算か ホームページ閉鎖、東京店も月内閉鎖へ

 洋菓子やパンを製造・販売するイグレック・プリュス(神戸市中央区)が5日までにホームページを閉鎖した。2日付の神戸新聞朝刊は、イグレック・プリュスが私的整理後に清算すると伝えている。民間の信用調査会社である東京商工リサーチ(東京都千代田区)によると、1月31日に事務所を閉鎖し、事後処理を弁護士に一任したと掲示した。

 報道などによると、2016年6月期末時点での負債総額は6億7300万円だった。営業不振などで資金繰りが悪化していたという。3店舗あったカフェは既に売却または閉鎖済み。6店あった洋菓子店のうち神戸市内を中心とした5店舗はすでに閉鎖した。東京・新丸ビル(東京都千代田区)地下で営業する1店舗について関係者は神戸経済ニュースの取材に対し、2月中にも閉鎖する見通しを明らかにした。

 東京商工リサーチによると、資金繰りの逼迫で16年10月ごろには「金融機関への借入金の返済も滞りがち」だったという。同年12月にレストラン事業を売却して経営再建を目指したが、支えきれなかったという。

 イグレック・プリュスは、神戸北野ホテル(神戸市中央区)向けにパンや洋菓子などを卸売する目的で、同ホテルの総料理長・総支配人の山口浩氏が2001年に設立した。だが神戸新聞によると、業績が低迷する中で15年9には沖縄県の不動産会社にイグレック・プリュスの株式を全て売却しており、現在は神戸北野ホテルとイグレック・プリュスの間に資本関係はないという。

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