和田興産、今期利益予想に上振れ期待か 純利益5%増の見通しに据え置き
- 2016/10/08
- 22:49
和田興産は7日、2017年2月期の単独税引き利益が前期比5%増の13億円になる見通しを据え置いた。同社は16年3〜8月期決算で13億7500万円の税引き利益を計上しており、単純計算では9月以降の下期に7500万円の最終赤字に転落する。ただ利益は上振れ期待が浮上する可能性がある。
今期の売上高は前期比11%増の320億円、営業利益は3%減の28億円を見込む。いずれも従来予想を据え置いた。一方で同社は9月23日に、3〜8月期の業績予想を上方修正した。広告宣伝費が下期にずれ込んだことを主因に、営業利益は従来予想に比べ約3億円増えていた。
一方で、下期には通期予想から上期実績を引き算した単純計算で110億円強の売上高が見込まれる。これに上期と同じ売上高・営業利益率を適用すれば下期の営業利益は13億円強。下期にずれ込んだ費用を3億円と見積もっても、これを吸収して営業利益が6〜7億円上振れる計算になる。
和田興産は23日の開示資料で、通期予想について「現段階では変更ございません」と言及した。ただマンション販売時の採算性向上なども意識されれば、さらに今期利益に上振れ期待が高まる展開もありそうだ。
今期の売上高は前期比11%増の320億円、営業利益は3%減の28億円を見込む。いずれも従来予想を据え置いた。一方で同社は9月23日に、3〜8月期の業績予想を上方修正した。広告宣伝費が下期にずれ込んだことを主因に、営業利益は従来予想に比べ約3億円増えていた。
一方で、下期には通期予想から上期実績を引き算した単純計算で110億円強の売上高が見込まれる。これに上期と同じ売上高・営業利益率を適用すれば下期の営業利益は13億円強。下期にずれ込んだ費用を3億円と見積もっても、これを吸収して営業利益が6〜7億円上振れる計算になる。
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