さくらKCSの4〜12月期、最終赤字1億1000万円 通期黒字予想は維持

 さくらケーシーエスが26日に発表した2016年4〜12月期の連結決算は、最終損益が1億1100万円の赤字(前年同期は1億1800万円の赤字)だった。コスト削減に伴う販管費の減少で、前年同期に比べ減収でも赤字幅が縮小した。営業損益は2億100万円の赤字(前年同期は3億1100蔓延の赤字)だった。

 売上高は3%減の149億円だった。三井住友フィナンシャルグループ向けなど金融機関がIT(情報技術)投資を抑制したのが響いた。自治体や医療機関向けのシステム機器販売は増加、大手ベンダー向けなど企業向けの取引も伸びたが補えなかった。

 連結業績予想は従来予想を据え置き。純利益は前期比3%減の2億6000万円を見込む。

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